すると梨花は抱きしめてくれた
「もうこういうところがほっとおけなくなるんだから」
「梨花〜」
そう言って私も梨花に抱き返した
「俺らずっと探してだんだからな
でも良かったよ無事で」
葵が息を切らしながらそう言った
「ずっと……?」
「そうだよ〜だってクラスに栞がいないんだもん」
するとホームルームの終わりのチャイムが鳴った
「あぁあ、栞のせいで午後の授業受けられなかったじゃんかよ」
葵がいたずらっぽく言う
私があたふたしていると
「お前に責任とってもらわなきゃな」
蓮は私の頭をポンポンっとしながら言った
