家につくとすごく優しい母と優しい兄と一泊2日一緒に過ごせる。
とても切なくて嬉しい時間だった。
母の愛情が見にしみる。
児童養護施設では厳しい生活をしていたため、実家が天国に感じられたのだ。
だけど時間はすぎる。
あっという間に
翌日になり、夕方になった。
母が作ってくれた美味しい夕食。
美味しいのだが
これから学園に戻らないといけないと思うと胸が締めつけられてあまり食べれないのだ。
又電車にのって
バス停についた。
バスに乗るといつも必ずおう吐していた。
帰りたくなくて仕方ない。
母はいつもごめんねと言って背中をさする。泣かないでと言う。
学園につくまでいつも泣いていた。
泣けば泣く程おう吐する。
学園につき先生がおかえりと母とあたしに挨拶する。
又来るからねと言っては母はいつも涙を流しながら母の姿が見えなくなるまで
あたしは見ていた。