―アンタから―

―メールがくるたび―

―喜んだ―

―メールがこなきゃ―

―悲しんだ―



次の日アタシは学校を休んだ

あまりにも
自己嫌悪に陥りすぎてか
体調を崩した

学校には行きたかった

でもアキラとは
会いたくなかった

アタシみたいな奴と
アキラは顔を合わせちゃ
いけないと勝手に思った

友達からメールが沢山
送られてくる

アキラからは…来ない

来なくていい

来てもどうせアタシは
返事返せないんだし

でもアタシはメールが
くるたびに宛先を確認した

アキラからこないかと
期待しながら


アタシはいつの間にか寝ていた

もう外は暗かった

何気なくケータイを開いてみた

すると数件メールが来ていた

その数件のうち
一件がアキラからだった

ほかの友達からのメールよりも
先にアキラからのメールを
急いで開いた

その時ふと思った

なんでアタシは
アキラからのメールを
こんなに期待して
待っていたんだろ…??

アタシが返事シカトしたから
怒ってないかって
気にしてたから??

いや、そんなんじゃない

なんだろう

また理解不能な気持ちが
沸き上がってきた