氷の美女と冷血王子

執拗に、でも大切に、
俺は麗子を求め続けた。

その温もりも、鼓動も、
すべては俺の一部のように溶け合っていった。

息を切らし、肩をふるわせながら、
それでも根を上げず必死に俺に応えようとする、
意固地な麗子が、
俺は愛しくてたまらない。


週明けから、麗子は俺の秘書に戻りまた一緒に仕事ができることになった。
まだしばらくは母さんがやかましく言うだろうが、焦らずゆっくりと関係を築いていくしかないだろう。



これまでに麗子が体験した、
悲しみも、痛みも、

俺が抱えている、
トラウマも、

2人でいれば、きっと乗り越えられる。


俺たちは、運命の相手に出会ったんだ。

だから、
これからも一緒に歩んでいこう。