無事に日記を取り戻し、私は問題なくいつも通り教室へ辿り着き、窓側の席に座った。


そして気になる二つに折られた白い紙を開く。


"13時に生徒会室で"


シャープペンシルで、丁寧な字でそう記されていた。


日記を開き、私はそのメモの内容と、朝にあった出来事を忘れないように、そこに新たな内容を書き足す。


誰かと関わる…


そう思えば心が不安になり、嫌な緊張が私を襲う。


怖い。