あなたとみる世界は。

えっと、ここにいました。

有村 朝陽くん。同じクラスの男の子です。

「じゃ、俺行くから〜。バイバーイ。」

風邪のように去っていってしまった。

机に目を戻してみると、パン、パン、パン。

パンの山でした。。。

戸惑っているとさっき帰ったはずの彼が戻ってきた。

「あちゃー、やっぱまずそう?わがままだねぇ〜。分かった。じゃあもっとうまいもん食いに行こ!」

腕を引っ張られて彼に連れて行かれるがまま。私は何も言えなかった。