そして。 「そうか、だから結菜ちゃん、元気がなかったように見えたというか、考え事をしているように見えたというか、なんか少し様子がおかしかったんだね」 一輝くん……。 やっぱりすごいな、一輝くんは。 私が悩んでいたり考え事とかしていると、すぐに気付いてくれる。 まるで一輝くんの身体の中に、私の心の中を察知するアンテナがあるみたい。