(旧)同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉




 一輝くんから離れた私は、私が掴んでいた一輝くんの服の部分を見た。

 私が一輝くんの服を掴んでいた部分がしわになってしまっている。


「ごめんね、一輝くん、服がしわになっちゃった」


 私はそう言って、しわになっている一輝くんの服の部分を軽く撫でた。


「そんなことはいいよ。それより結菜ちゃん」


「なぁに、一輝くん」


「僕に訊きたいことあるんでしょ?」


 一輝くんはそう言って私のことをじっと見つめた。


「え……」


 一輝くん、気付いているの⁉


「え……えっと……」


 私は困ってしまって一輝くんの目を逸らしてしまった。