「えっ!?好きなの!?」 リビングで大声を上げる未来を見て、驚く美桜の顔はカナリヤバかった。 (…ん?この反応は予想外なんですけど。) 「知ってたんじゃないの!?」 美桜の声は未来に負けないくらいの大声だ。 「俺はただ、"カッコいいー"くらいでしか見てないと思ってたんだけど…。」 うっそん! なら紛らわしい言い方しないでよ……! 「うわー言うんじゃなかった」 ホント最悪。