「学校はどうだ」 「ええ、順調よ」 「そうか。そういえば麗華の婚約者決まったぞ」 「...え?」 「相手は25歳。あちらも早く結婚したいそうだが高校卒業までは待ってくれるそうだ。よかったな」 「...ええ」 「来週ここにきてくれるそうだ。麗華も同席しなさい」 「...わかりました」 パタン。 ドアの閉まる音が聞こえても、頭が上手く動いていない。 父さんにとって所詮わたしは駒。 学校がどうかなんて質問、父さんにとったらどうでもいいことなんだと思った。