次の日の授業中、福原と佐々木が妨害しようとしてきたため、笑顔で「後でお話ししましょうか。」と話を遮った。


2人は文句を言ってきたが、問答無用で放課後に時間を作り、少しきつめに怒った。


聞けば、俺が気に入らなかったというよりは、家庭のストレスが溜まりに溜まって、学校で鬱憤を晴らしているという感じだった。


授業妨害は他人の迷惑にもつながるため、何かあれば話を聞くからということで手を打った。


いつもは優しいモードの俺が怒ったのが意外だったのか、2人は少し泣きそうになっていたが、これもまた成長には必要なことなんだと言い聞かせた。