◯小原先生side○


相原と話した、あの日。


職員室に戻ると、旗本先生から飲みに誘われた。


「その顔を見ると、もう大丈夫そうだな。相原のおかげってところか。」


「旗本先生のおかげでもあるので。。ありがとうございました。」


恩師の言葉と、相原の言葉をかいつまんで説明すると。


「さすが相原だな。お前のことをよく見ているからこそ、欲しい時に欲しい言葉をくれるんだろう。真夏もそうだったから。。」


そんな旗本先生の言葉にふと笑った1日だった。