でも私は運が良かった。
ただただ可愛がって貰えた。

わたしはもっと強くなりたかった。

何を目指していたのかなんて
全然分からない。

千夏。わたしが仲良くしていた友達。

毎日千夏と翔太の家にいた。


でも刺激が足りない。
人は飽きてしまう生き物。

お金もない。


その頃ホームページが流行っていた。
地元の名前がズラリと書かれている。
わたしの通う学校を開く。


さっそくバカ女が何か書き込んでいる。
わたしと千夏をすぐにそいつを
呼び出した。