廻天の王女と太陽の騎士は穏やかに恋をする

こんな時、シャキアが傍にいてくれたら、いろんなことを相談出来るのに…



女性同士の双子だというだけで、離れ離れにならなければならなかった運命を恨みたくなることもありますが…
皮肉なことに、私はこの忌まわしき運命のせいで、命を長らえたのです。



双子だったから、シャキアはこの異界に飛ばされて…
アーリアのご神託のため、私はシャキアを呼び出し…
シャキアが私の替え玉になったから、私はこちらに来ることが出来て…
そして、死を待つばかりだった私は、こんなに元気になれて…



シャキアを呼び出すと決めた時、まさかこんなことになるなんて、誰が考えたことでしょう。
私のことを知る者はすべて、私が近い将来に死んでしまうと思っていたはずです。



つまり、今の状況は、奇跡と言っても良いようなことなのです。
本当に人生とは不思議なものです。



そんなとりとめのないことを考えながら、私はいつの間にか眠りに就いていました。