そんな中私の支えだったのが陸上だ
ひたすら走り込んだ
学校に行き授業は受けなくても部活だけは出ていた
そしてその時に星麗を支えてくれたのが
月と後輩達だ
星麗はリレーが強くそのメンバーが月と
後輩2人の4人だった
星麗達4人は仲が良く後輩もタメ口で話すくらいずっと一緒にいたのだ
「もう学校来たくない
辛いよ先生…
なんで私…やってないのに誤解なのに…」
星麗がイジメに耐えきれず先生の前で泣いていると月達が駆けつけてくれていた
「そんな事言わないでよ」
「星麗さんには私達がいるじゃん」
「負けないで」
少し離れた所にいたけど3人が言ってくれたこの言葉に星麗は救われた
半年後なんとか誤解は解け前みたいに友達も皆謝ってくれて、いつもの生活に戻った
けど星麗は心は閉ざしたままだった
トラウマになっていたのだ
親友だと思ってた人に裏切られ
信じていた彼に裏切られ
友達も離れていった、、
それから星麗は本当の笑顔を見せてくれる事は無くなった
月と後輩2人以外の人に心を開くことは無く
男の人からも距離を置くようになったのだ
そんな過去を知っている月も星麗を心配しいつも気使ってくれている
…
