年下彼の攻略法

ー 晃 S I D E ー

どうも!俺、新津 晃です

昼休みはいつも先輩たちと食べている。

皐月のお姉さん、葉月先輩。

その友達の咲羅先輩。

俺はいつも悩まされているんだ。

咲羅先輩が皐月にアピールしていても、

気づかない皐月。

咲「さーつーき!!」

咲羅先輩は今日も抱きついている。

って、皐月白目?!

俺は咄嗟に止めた。

葉月先輩は、 咲羅先輩の耳を塞ぎ、

葉「皐月、いい加減にしなさい!

白目嘘なの知ってるんだよ!」

怒鳴ったー

とか色々言っててうるさい。

気がつけば終わっていた。

予鈴数分前に戻った先輩方。

晃「なぁ。

お前が元から冷たいのは知ってるけどさ、

咲羅先輩に冷たくしすぎだろ。」

皐「…」

晃「さすがの咲羅先輩も傷ついてた。

それがお前の答えなら残念だ。」

皐「…は?」

晃「お前がそうなら、咲羅先輩は俺が貰う。」