彼女は嬉しそうに話しを聞いてくれた。

「柚杏ちゃんって呼んでいいですか?」

私も嬉しくなり頷いた。

私はひなちゃんにお兄ちゃんのことを話した。

「そうだったですね。」

今度はひなちゃんが自分のことを話した。

「足を怪我してしまい、しばらく部活は休むことになりました。」

「そうだったんだ。ひなちゃんと色々話せて嬉しかった。」

彼女からこんな事を言われた。

「私と友達になってくれませんか?」

彼女からこんな事を言われるとは思って居なかった。

「はい、よろしくね。」

そして私とひなちゃんは友達になった。

「あ、お兄ちゃん。」

話して居たら後ろから空くんがやって来た。

「ひなと平原さん?」

「うん、私の友達の柚杏ちゃんです!」

ひなちゃんは嬉しそうに伝えてくれた。

「平原さんはどうして病院に?」

好きな人に伝えたらどうなるんだろう?

心配かけてしまう。

「あの、2人で話したいのていいですか?」

柚杏side

まさかこんな所で彼に会うとは思ってなかった。

ドキドキして何を話したらいいのか

分からくて戸惑いながら2人で話すことにした。


「お母さん、ちょっと友達と話して来る。」


そう言って私はお母さんから離れた。

私は話すのが初めてドキドキしながら話し初めた。

彼は、真剣に話しを聞いてくれた。


「分かったわ、先に車にいるね。」