私は5歳の頃からがんを患った。

高校生になるまでは病院生活で過ごしていた。

高校1年生の頃になるとがんは治っていた。

でも、いつ再発するかまたは新しいがんが見るかも知れなかった。

入学式時に私は倒れてしまった。

助けてくれた男子が居た。

彼は私が倒れてしまって1番に駆け付けてくれて
保健室まで連れていってくれた。

私は彼の名前も知らないまま時間が進んだ。

2年になり彼と同じクラスになれた。

彼の名前は桜原空。

彼はかっこよくて笑顔が素敵で優しい人だった。

私はまだ、彼にお礼を言えてなかった。

それから私は病院に行くことになった。

検査することになった。

がんが出来てないかの検査だった。

検査結果は後日聞かされることになった。

私は久しぶりに小児科に行った。

私が行くと子供達が私の所に集まって来て絵本を読んだりしていた。

私は、1人の女の子に会った。

「名前はなんて言うの？」

私はその子に話し掛けた。

「青葉高校1年の桜原ひなです。」

彼女は私が倒れた時に助けてくれた子をと同じ苗字だった。

「もしかして、桜原空くんの妹さんですか？」