その箱の中身は、この国に伝わる魔法のティアラでした。 代々、王妃が守るの伝統がありましたが、先代の王妃は病気で5年程前にしんでしまったので、 結婚式のために魔女があずかっていたのです。 そのティアラが輝く限り、この国は平和で幸せでありつづける…という、この国にとってとてもたいせつなものでした。 魔女は、太陽姫にそれを渡す為にやって来たのでした。