「「あっ!!!!」」

なんと、あたしのストラップがふるさとの池に落ちてしまった。

「あ"ぁ~」

あたしは急いで拾う。

「きれいでよかった。」

ストラップをティッシュでふきながら、何気なくあたしは言う。

「あんた、あたしのストラップ好きだねぇ~。よく学校でもいじってるじゃん。」

本当は、好きになってほしいのはあたし自身なんだけどね、と心の中でつぶやいた。

すると、彼は、

「俺が好きなのは-----