晴君は私の顔に手を添えると続ける

「...明があんなこと言うから
ちょっと欲が出てきちゃった」

僕からのお願い、1つだけ良い?
と言う晴君


「来年、僕はもう一度君に会いに来る。
そのときまで.....待ってて欲しい」


もちろん、無理にとは.....、と言った晴君をギュッと抱き締める


「晴君...私は待ってるよ
君にもう一度会える、そのときまで」

晴君は少し戸惑いながらも
私を更に強く 抱き締め返してくれた


「うん、絶対に来るよ」



そのあと私たちは

美しく光輝く星空の下
小さなキスを交わしたんだ