自分もこの先、何年、何十年と生きれば、
いずれ、祖父母、父の死と
向き合わなければ
ならなくなる時がやってくる。
今は、何気なく、
こうして生活しているけど、
嫌でも、その日はやってくる。
あまり考えたくないけど、
何気ない日常の中で、
誰かの何気ない言葉で、
ふと、脳裏をよぎることがある。
皆、いつかは、死んでしまう、と。
私も、飼っている猫も、
周りの人も。
皆、年老いて、死んでいくのだと。
もし、
身近な人が亡くなった時、
私は、その死を
どう受け止めるのだろうか。
その悲しみを、
どう乗り越えるんだろうか。
死"そのものを、不幸とか、
不吉なものとは思わないが、
そう、ふとした瞬間に。
普通に生活していて、
あまり意識することはなくとも、
"生"きている限り、
"死"は確実に、
隣り合わせに存在している。

