柚香side 亜蓮「さぁ、お手をどうぞ、お姫様」 そう言って私に手を差し出した亜蓮。 もう…バカなの?! かっこいいけど…!! 恥ずかしすぎるし、ここ人前…!! 会話は聞こえてないみたいだけど… 柚香「…亜蓮」 私が少し低めの声で呼ぶと、残念そうに手をしまった亜蓮。 亜蓮「ごめんごめん」 柚香「はぁ…亜蓮もすごくかっこいいんだから、私から離れないでよね」 亜蓮「え?」 私は亜蓮を置いて先へ向かった。 もう、バカップルでもなんでもいいや。