【続編】愛に飢えた孤独な少女は極上な愛と幸せを手に入れた。2



柚香side






亜蓮「さぁ、お手をどうぞ、お姫様」




そう言って私に手を差し出した亜蓮。


もう…バカなの?!


かっこいいけど…!!


恥ずかしすぎるし、ここ人前…!!


会話は聞こえてないみたいだけど…



柚香「…亜蓮」



私が少し低めの声で呼ぶと、残念そうに手をしまった亜蓮。



亜蓮「ごめんごめん」



柚香「はぁ…亜蓮もすごくかっこいいんだから、私から離れないでよね」



亜蓮「え?」




私は亜蓮を置いて先へ向かった。







もう、バカップルでもなんでもいいや。