学部のオリエンテーションで亮介と出会った。

最初は説明でよく分からない所があって、たまたま隣に座っていた亮介に私が声をかけた。

そこで亮介は大学入りたてで友達が欲しいと言ってLINEを交換したのだった。



それからというもの、私たちは毎日連絡を続けていた。

お互いそんなに返信が早いタイプじゃなかったから1日に交わす会話は少なかったけど、だからこそ何気なくずっと続いてしまっていた。



最初は次の授業がなんだとかお昼食べようとかそんなことだったのに、そのうちおはようとかおやすみとかまるでカップルみたいになっていった。