2日目。二度寝してお昼。


亮介が料理上手なことを知った。



「色んなとこでバイトしてたらめっちゃできるようになった。」

「こんな料理できたら彼女悲しむよ。」

「確かに今まで元カノの料理よりも自分の方が美味いって思ってた。」

「最低。」



初めて亮介の口から「元カノ」という単語を聞いた。

お互い恋愛の話は皆無だったからだ。






亮介が好きになる子ってどんな子なんだろう。

そんなことをふと思った。