「あれ、花ちゃん、美月ちゃんは?」
「え?あ〜後から来るらしいよ〜」
「へぇ〜。そうなんだ。あ、着いたね俺たちが1番みたいだね」
まぁ、彼は私のことをよく知らない
なぜなら、彼はクラスの人全員を名前で呼ぶが私のことは苗字で呼ぶ
つまり、私のことは名前を知っていなくても別にいいような存在だってことなのだ!
そんなこんなで、私は教室の前に着いた
ドアを開けて教室に入ろうとした瞬間その声が聞こえた
「律く〜ん。あのね〜、今日放課後に私とミカとヨツバで駅でね〜遊ぶんだけど〜。律くんも来ない〜?」
え、は?
今度行くって話になったじゃんそれ!
しかも、そのメンバーの中に私入ってないし!
「あれ?美月ちゃんは一緒に遊ばないの?」
「あ〜、律くんは、あんまり話さないからわかんないと思うけど〜笑」
「ね〜笑 あの子、いつもニコニコしてて気持ち悪いって言うか〜 一緒にいてもつまんないよね〜」
え、何それ…
ニコニコしてて何が悪いの?
まぁ、花ちゃん達と一緒にいて面白かったりしたことは1度もないんだけど…
