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「お、あれがお前の言ってた“嫁”なんじゃねーの?」


金髪の男子が不敵に笑う。



「ほんとだ、首に印があるね」

メガネをかけた黒髪の男子が目を細める。



「7年振りなんだろ? よく待てたよな〜 迎えに行くんだろ?」


深い紫色の髪の男子が窓に目を向ける。


「あったりまえ、迎えに行くに決まってる。 俺の……“嫁”なんだから」


茶髪の男子がニヤリと笑う。
その口からは鋭い八重歯が除く。


「ずっと待ってたよ……愛しの花嫁さん」