吸血鬼のお姫様(更新停止)



「紅!!」

反対側で体育の授業を受けている紅の元に走りよる。

「……は、妃奈?!」

紅が驚いて私を見る。
やっぱりなんだか具合悪そう。

「おお妃奈ちゃん どした?」

雷火さんも驚いて私を見る。

それはそうだ、授業中なのにいきなり違うクラスの人が乱入してきたら驚くだろう。

「そこの君、どこのクラスか知らないけど今授業中だからね? 戻って」

紅の体育の担任らしき人が私に注意する。

「あ、すいません! でもなんだか紅が具合悪そうなので……ちょっと連れていきますね!」

「は?! ちょ、妃奈?!」

「いいから着いてきて!! 保健室行くよ!」

雷火さんに目を向ければ何かを感じ取ったのか私にもウィンクしてくる。
分かってくれたかな……?

困惑する紅の腕を引っ張って私は保健室に向かった。