「ほら、早く。後ろ乗って」
さすがに助手席は無理だから、と言って早くと急かす。
まったく、しょうがないなぁ。
『じゃあ……乗せてもらおうかな』
こう言わないといけないんでしょ?
私だってわかるよ?この後、廉斗が嬉しそうに笑うこと。
「ん、それでよし」
廉斗はそう言ってふわっと笑う。
……ね?言ったでしょ?
私は廉斗の車に乗って、車に造花がある事に気づく。
廉斗の趣味じゃなさそう……。
『廉斗、このお花廉斗が置いたの?』
恐る恐る聞いてみると少し驚いた顔をしてからおかしそうに笑い出す。
「俺の趣味じゃないだろ、これ。妹だよ」
……嘘、ばっか。
きっと元カノか何かでしょ?
まだ付き合って1年もたたないけどわかるよ、それくらい。
廉斗が嘘をつく時、小指を立てる癖がある。
あとは眉毛が少しだけ上がること。
今は顔が見れないけど、小指がたったのは見えたもん。
さすがに助手席は無理だから、と言って早くと急かす。
まったく、しょうがないなぁ。
『じゃあ……乗せてもらおうかな』
こう言わないといけないんでしょ?
私だってわかるよ?この後、廉斗が嬉しそうに笑うこと。
「ん、それでよし」
廉斗はそう言ってふわっと笑う。
……ね?言ったでしょ?
私は廉斗の車に乗って、車に造花がある事に気づく。
廉斗の趣味じゃなさそう……。
『廉斗、このお花廉斗が置いたの?』
恐る恐る聞いてみると少し驚いた顔をしてからおかしそうに笑い出す。
「俺の趣味じゃないだろ、これ。妹だよ」
……嘘、ばっか。
きっと元カノか何かでしょ?
まだ付き合って1年もたたないけどわかるよ、それくらい。
廉斗が嘘をつく時、小指を立てる癖がある。
あとは眉毛が少しだけ上がること。
今は顔が見れないけど、小指がたったのは見えたもん。

