秘密の恋

私ってほんとサイテーな彼女だ。

『廉斗』

「ん?どうした?」

『今度、廉斗が好きなようにしていいよ』


廉斗はきょとんとした顔をして固まった。


だって私ができて、廉斗が喜ぶ事ってこれくらいしかないもん。

廉斗の事信じれなかったのは私だし。


廉斗はふっと笑って、

「じゃあ……今週末、デートするか」


そう言った。