初恋チェリー







これから


「どうしよう…」


あたしは心の声が漏れてしまった。


「どうしようってそんなの簡単だよ。もう気持ちバレたんだからアタックするのみだよ」

「で、でも…」

「今更好きじゃありません、って言うの?ハチマキいりませんって言うの?」



そ、それは…



「先輩からかっておしまい?」

「か、からかってなんか…っ」

「じゃあちゃんと好きって伝えてかなきゃ」



未唯の言ってることは正論。


あたしはこれからウジウジしてないで行動していかなきゃいけない。




「もういっそ全面に出したら?好きでーすって。好き好きアピールしちゃいなよ」


「でもどうやって…」


「素直になればいいんだよ。体育祭終わったらカッコ良かったです!とかストレートに」



あたしが先輩にカッコ良かったです…?


……む、ムリムリムリムリ!



「もう朝練も早く行って先輩と話したいから早く来ましたーって言っちゃえば……ってキャパオーバー?」



もうあたしは放心状態で天井を見ていた。

でもすぐ未唯の方を向いて



「あたし、頑張ってみる!」

「お、頑張れ」




今さっきウジウジしないで行動しなきゃいけない、って言ったのにこのままじゃ何も始まらないよね!


ふん!とやる気を出してお弁当をバクバク食べる。