初恋チェリー






あたしは未唯のところに直行しようと思ったけど和泉のところへ。


自分のことで精一杯で荒井くんとの写真撮るの手伝えなかったから謝らなきゃ。

終わってからでも平気かな…?



あたしは和泉のクラスに顔を出して和泉の名前を呼び、来てもらうことにした。


廊下の1番端に来て手を合わせて



「ごめん!写真のこと…」

「全然気にしなくていいのに!それに加藤くんが手伝ってくれて撮れたの!」



加藤!

お前いいヤツだな…!


「よかった〜。本当にごめんね」

「ううん!お互い詳しいことはまた後で話そう!」



歩きながらあたしと先輩を隣にしてくれたお礼を言いながら和泉のクラスの前でバイバイをして未唯のところへ急いで戻る。

すると未唯は周りに人が少ない場所で1人で食べていた。



「ねー!ごめん!」


慌てて近寄る。


「平気〜。話したかったし」

「もう大好き」


抱きつくと「鬱陶しい」と言われて剥がされてしまった。



「てかあたしがいなかったら言わなかったでしょ」


ゔっ…。

ごもっとも。



「本当に未唯様…。本当にありがとう」

「どういたしまして〜」




これで少なくとも先輩にあたしが好意を寄せていることはバレてしまった。