初恋チェリー






個人戦がどんどん終わっていっていよいよ午前の部のメインクラス対抗の種目になった。


1年生、2年生、3年生の順番で進められていく。


集合場所では3年生の100メートル走が終わるまでペアの人と隣同士で座って待っている状態。


あ〜100メートル走してる先輩かっこよかったな〜。

ぶっちぎり1位だったもんな〜。


終わった後クラスの人や、1年生の女の子が近寄っていたの見てそりゃモテるもんなと改めて思ってモヤモヤした。


その時あたしは借り物競走の集合かかってたからしょうがない!(言い訳)

…でも、後で会ったらおめでとうございますって言う…と思う。


モテると言えば。



チラッと隣にいる加藤のことを見る。

やっぱり顔だけ(・・)はいいからモテるんだなあ。


ただ言ってやりたいよ、性格最悪だって。


そんなあたしの視線に気付いた加藤はこちらを見てくる。



「なんだよ。見惚れてた?」

「……幸せな人だね」



見惚れるわけないじゃんね。

またなんか言ってるけどあたしはガン無視。



そしてそうこうしてる内にいよいよ二人三脚が始まる。