高校の門の近くまで来るとすごい賑わい!!

風船やら、コスプレやら、

色々文化祭っぽい!

うちよりも手が込んでるなぁ…

なんて、キョロキョロしてると、

「ちょっと桃奈、迷子にならないでよ!」

と綾に腕を引かれる。

確かに、気をつけないと…!

「まずどこ見る?」

恭介の言葉で入り口でもらったパンフレットをみんなみる。

「はるちゃんとれいちゃんのとこ!」

みんな無視して、話し合いを始める。

「はるちゃんとれいちゃんのとこ!」

もう一度大きい声で言うと、

みんなため息をついて歩き出す。

え!

遅れないようについていくと、

あ!はるちゃん!

れいちゃんもいるー!!