一緒にいるのは、

みんなで作った部活の影響もある。

みんな服が大好きで、

この6人で服飾系の部活も立ち上げてやってるんだよー

ブランド名は「Witch」と名付けた。

女の子も男の子も輝かせる魔法みたいな服を作りたいから!

まだまだお遊びだと周りからは思われてるけど、

私たちはいたって本気。

みんなでワイワイ服を作るのが楽しくて仕方なくて、

普段から一緒にいることも多くなったって感じかなぁ。

たわいもない話を6人でして歩いていたら学校まではあっという間で。

クラスが同じ洸と綾と教室に向かう。

「桃奈は最近つかれたりしてねーの?バイトとか。」

洸が心配そうに尋ねてくれる。

「そこまでだよ!最近はたまにお家にはるちゃんがお友達連れてきてくれるから更に楽しくやってるよ!」

「友達って…男?」

「え?まぁ、そうだね、れいちゃんっていうの!はるちゃんと同じ部活のかっこいい男の子だよー」

「ふーん…」

洸が少し面白くなさそうに相槌をうつ。

…?

綾をみると、

「れいちゃん…ねぇ?」

とすんごく笑いを堪えて言う。

…?

な、なに?2人とも。