買い物も終わって家に帰ったら、

はるちゃんたちも買い物に行ってたのか大荷物でうちに4人で集まってる。

茉由ちゃんもいて、どうしようと少し気まづい。

れいちゃんと付き合うことになったことを萌愛ちゃんには言ったけど…

茉由ちゃんにも伝えた方が…?

でもそれは私じゃなくてれいちゃんの方がいいのかな。

…わからない。

「姉ちゃんおかえり!すげー荷物!」

「ただいまー、はるちゃんたちも荷物すごいね!」

と、とりあえず4人の時はあまりれいちゃんに近づかないようにしよう。

私はそのまま部屋に戻って荷造りを1人でする。

コンコンと聞こえて、

はるちゃんかなと思って、

「はーい、いいよー」

と答えると、ドアが空いた音がして、

そのまま気配が動かない。

不思議に思って振り向くと、

れいちゃんが立ってて、

「中入っていいですか?」

と遠慮がちに聞く。

れいちゃんだったのか!

「どーぞ!どうしたの?」

れいちゃんは近づいてきて横に座ると、

「桃奈さんも…合宿って聞いて」

「そうそう!明日から!海の近くなんだって!海にも遊びに少しいくよ!」

ワクワクして答えて、

あ。と思いだす。