私よりもだいぶ高い位置にある目を見て言う。
私ははるちゃんのお姉ちゃんで、
かわいいはるちゃんのお友達もかわいい弟みたいなものなんだけどなぁ…
ブラコンなのは散々周りから言われるから知ってるけどさ。
だめかな…?ともう一度みると、
「…別にいいですけど…」
と小さい声で帰ってくる。
やさしい!
「えーいいの?ごめんね玲司。」
「ありがとう、れいちゃん!!これからもはるちゃんと仲良くしてね!」
私はお礼を言って満足してご飯を作り始める。
1つしか違わないはるちゃんのお友達。
はるちゃんより少しお兄ちゃんに見えるなぁと、
一人で微笑みながら、
試合の映像をみる二人を見つめる。
…かわいい、兄弟みたい!