・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ

先輩は、私をまたいでソファーに膝をついた。そして涙を流す私にとても甘いキスをした。



目から流れ落ちる涙と共に、吐息が溢れた。

いつからだろうか…。
私は誰にも気づかれないようにと、声を押し殺して泣くようになっていた。


そんな私は、いま
先輩にキスをされながら、吐息をもらす。

私は久しぶりに、声を出して泣いているような気持ちになった。