・:*+.私を愛して 。.:*・どんな形でもいいからと望んだ昔の私へ


「フェイスガーゼ、被せるね。」

白いフワフワした紙が私の視界を塞いだ。


視界が真っ白に染まり、鼓動が急に早くなり心臓が激しく波うつ。



「緊張してる?」

耳元で急にそう囁かれて、驚いて、鼓動がいっそう早く、激しくなった。

私は首を勢いよく、でも小さく、左右に振った。