ハルの贈り物



「ほーう。桜木、お前…春輝に惚れたのか?」


「はい…?」


一気に思考がフリーズする。

何言ってんだ…?

このヒゲやろうは…。


「ちげーよ。先生。マネージャーは、俺の走る姿が好きなんだって〜。な、マネージャー♪︎」


突然現れた男を見て、
私の思考は完全に停止した。


「おう!春輝!いつから居たんだよ。」


「え?『走り方が。好きだなと思いました。』っていう、マネージャーからの熱い愛の告白のところからですよ。」


おい、待てい…!


「告白なんかしてませんっ!ほんでもって、惚れてもいませんっ!」


「えぇ。そんな否定しなくてもいいじゃん。俺とマネージャーの仲なのに。」


「どんな仲か身に覚えがありません!もう、いつも一番に練習始めてるんだから、ちゃっちゃと行ってきてください!」


「そんな怒んないでよ、マネージャー。冗談だって!まぁ、ほんじゃ、お先に〜。あ!先生も今日来てくれるんですよね!おなしゃ〜すっ!」