ハルの贈り物


無意識にノートのページをめくる。

マネージャーになることが正式に決まった日。
2年半前まで毎日つけていた自分の陸上日記の続きから書き始めた、部活の記録。


部員のことなんてもちろん何も分からないし、部活の進め方も分からない。

それでも、マネージャーになる以上、知っていかなければいけないと思った。


もう一度…
向き合わなければいけないと思った。


だから始めたんだ。


みんなの記録を…証を残すこと。

初めは手探りで。
それでも必死に…。


みんなのこと。
残せるものを必死に書いた。


半月たって少しした頃…
何となく分かり始めたみんなの癖や特徴。


それを知るたびに、マネージャーという仕事にやりがいを感じられるようになった。