わんこラブ!!

好きな人の誘いを断る理由などない。真里は笑顔でそう言い、隆也も笑いながら「ありがとう!」と言って隣に腰掛ける。二人の距離がグッと近くなっていく。

仕事のことや趣味のこと、飼っている犬のことについて話していると、時間はあっという間に流れていく。二人の顔には笑顔が絶えない。

「ねえ、真里ちゃん」

照れたように顔を赤くしながら隆也が言った。

「今度、よかったら二人きりで出かけない?まだ一緒に遊びに行ったこと、なかったよね」

「そう言われてみれば、そうですね。あたしも遊びに行きたいです!」

犬の繁殖場以外、真里は隆也と関わったことがない。デートという言葉が真里の頭の中に浮かんだ。それと同時にドキドキしてしまう。

「やった〜!じゃあ、どこに行くか二人でまた決めよっか」

「はい!」

隆也は相変わらず無邪気に笑い、真里は犬みたいだなと思いながら微笑む。

お昼休憩が終わったため、真里と隆也は「午後も頑張ろう!」と言いながら仕事へと戻っていった。真里は午後から来てくれた人が飼っている犬のしつけ教室をする予定だ。