わんこラブ!!

「わかりました!今日こそ勝てるように頑張ります」

「やった〜!負けた方がジュース奢るんだよ」

二人はよくアジリティで勝負をしたりする。当然ペアとなる犬は互いの相棒とも言える犬だ。

「ジャック、頑張ろうね!」

「エル!あたしたちなら今日こそは勝てるよ!」

いつ隆也に勝負を持ちかけられてもいいように、真里はエルと特訓を積んできた。アジリティのある場所へ移動し、準備体操をしてタイマーをセットする。

「前回は真里ちゃんが先に走ったから、今日は僕が先に走るね」

「わかりました!タイマー係をします!」

隆也はジャックと位置につく。そして真里がホイッスルを鳴らすと瞬時に走り出した。

「トンネル!タイヤ!」

隆也は次々に指示を出していき、ジャックはそれを素早くクリアしていく。真里は勝てるかどうか心配になってきた。

「ゴール!!ジャック、よく頑張った!!」

隆也はジャックを抱き締め、笑う。真里は無邪気なその笑顔にドキドキしながら走る準備をした。