「涼宮君吸入器は?」 「ゴホゴホッない」 ぐったりしていて顔色も悪くなっている。 急いで自分の吸入器をだして 「吸って」 涼宮君にくわえさせた。 「ハァッハァやめゴホッろっ」 パシッ 涼宮君に手を叩かれて吸入器が 遠くに飛んだ。 「ほらこのままだともっと苦しくなるから」 予備で持たされていた吸入器を違うポケットから出してくわえさせた。 「ゲホッ2個持ちかよ……」 スー 次はちゃんと吸ってくれた。