「おはよう」 ガラッ ドアが開いて中に入ってきたのは持田先生。 「朝ごはん少しは食べないと大きくなれないよ」 さっき下げてもらったご飯の量 もう把握しているんだ… とても食べる気分にはならなくて、水だけ 飲んで、後は残した。 「もう伸びないんで…」 一応170cmはあるし、伸びなくてもいい。 「冗談だよ。熱はないんだよね。苦しさはある?」 「少し」 「服捲るよ」 聴診が終わると 「今日は陽菜ちゃんに達が会いに来るらしいから、大人しく待っているんだよ」 「はい」