「苦しいのは自分だぞ」
そう言うと持田先生に鼻を摘まれた。
「んッケホケホッゴホッ」
すぐに限界になって、咳をし終わった瞬間
「んんっ…」
ズズズズズッ
「やっ!んんっ……」
カテーテルが入ってきて、痰を吸い込んでいく。
手で振り払いたいけど
さすがにそこまでの事をしたらぶちギレられるから、
手を振り払いたいのを我慢して、白衣の裾部分を強く握った。
「はぁ…ゴホッ」
口から離れて一息ついたとおもったら
「もう少し頑張ろうか」
再び口の中にカテーテルが入ってきた。
「んー…」
ズズズズズ
ズズズズズ
もういい!!もう止めて!!
苦しくて涙が出てくる。
「はいおしまい」
「ハァ…ハァ…ゲホッ」
「まずは薬塗ろっか」
ようやく……
薬を塗ってもらって
「それじゃあこれで」
立ち上がろうとするけど、まだ抑えられていて立ち上がれない。
