物置科の日常




「様子は?」



「熱は9:30に測って38.8℃。今は魘されてはいますが眠っていて、咳が出てきています。薬は処方されている解熱鎮痛剤と喘息のを飲ませました」



話しながら寝室に入ると

目を覚ました海都がボーッと壁にもたれて

体温計をいじっていた。



「西崎、寝なくて平気か?」



体温計をいじっていた手が止まって

新島先生を見る海斗。


「新島…先生?どうして?」



「病院に来たくないって言うから来たんだよ」



「ぼ、僕はゲホッ大丈夫なので」


布団から出て慌ててワタワタする海都。

熱で体がだるいのか、動きが鈍い。