屋上の扉に手をかけると鍵が開いていて

屋上に入れた。




冷たい風が体に吹き付ける。



「ケホケホッ」


もうどうでもいい。


なんの為に生きていたのか分からない。






フラフラする体が限界らしく

足取りが重くなっている。



遂に体を支えきれなくなって


ドサッ

膝から崩れ落ちた。




僕は死ぬことすら出来ないのか?