「はいおしまい」 マヤさんがいなくなったのに、僕に 乗ったままの郁人。 「んじゃ持田先生お願いします」 「うん」 持田先生が持っているのは点滴…… 「少しチクッとするよ」 じたばた動いていると 一瞬新島先生の掴んでいた力が緩んで 別の場所に針が刺さった… 「………」 痛いけどこの空気はまずい。 持田先生以外が僕から視線を逸らした。