徐々に 私の部屋に 泊まる日が増えて。

「家 大丈夫?」

不安になって 私が 聞くほど。

「家より 雪穂が心配。」

そんな言葉が 嬉しくないはずもなく。


「雪穂を抱かないと 仕事に集中できないの。」

なんて 甘く囁いて。


私より 12才年上の博幸。

40代間近の 男盛り。


私も 付き合い始めた頃より

大人の女性に なっていた。



まだ 未熟で 子供だった私を

博幸は 自分好みの 大人にした。



抱き合えば 満たされるはず。


出会った頃よりも 博幸は 私に 夢中になっていた。